円安は悪者!?
巷では悪い円安だとか、良い円安だとか
いまいちピンとこない言い回しがありますが
円安を悪いと言っているのは輸入業者と一般庶民
円安を悪いとは言っていないくとも歓迎しているのが
輸出業者にインバウンド相手の企業
これが円高になれば
円高が悪いというのは輸出業者とインバウンド相手の企業であって
円高歓迎状態となるのが、輸入業者に一般庶民だってことになるんでしょう
そもそもの話で、悪いも良いもなく
立場によって良いとか悪いとか言っているだけ
良いことの裏には悪いことがあり
悪いことの裏には良いことがある
表裏一体だってことなんでしょう
政府・財務省は円安を歓迎?
「急激な円安は良くない」と首尾一貫の政府と財務省
ドル売り円買いの為替介入を行い
「円安阻止」の動きに映りますが
やっているのは急激な値動きを阻止するだけのこと
一回も円安は良くないとは言っておらず
良くない円安だと騒いでいるのは
一般庶民に迎合しているマスコミの報道だけ
たぶんの話で申し訳ありませんが
政府も財務省も「円安歓迎」とは言えない立場なのではないかと
円安に進んで貰うのはありがたいのではないでしょうか?
![](https://keserasera.tokyo/wp-content/uploads/2022/11/4686033_s.jpg)
理由は簡単な話で
税収が増えるから
円安阻止の姿勢を見せておきながら
腹の中では円安歓迎
こういうことだと思います
例えば、今まで10000円の輸入品ですが
同じモノでも円安になれば円安分だけ価格は上昇します
当たり前の話ですが
これだけでも税収が増えますから政府・財務省は大歓迎でしょう
10000円の消費税は1000円ですが
勝手に15000円に価格が上昇してくれれば
消費税は1500円となります
何の苦労もなく500円のアップですから大喜びでしょう
単純に為替が3割円安になれば
消費税だって3割増し
全部が全部同じように上昇するとは限りませんし
物価上昇で買い手控えもあるでしょうから
単純計算通りにはならないとは思いますが
どう安く見積もっても
円安になって消費税収入が減るとは考えられない
税収が上がるであろうときに
更に増税をしようと言うのですから
困った話ですが
ホントに増税となるときには
税収入増加を盾に勘弁して貰うしかないですね
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