ふるさと納税はいい制度?
あくまでも個人的な見解ですが
ふるさと納税が出来たときには
「素晴らしい制度」だと思っていました
寄付という名を借りて
納税場所を変えるわけで
「地方の活性化に役立つ」と
単純に思っていました
返礼品に地場産業の名品を出せば
地場産業の活性化にも繋がるし
非常にいい話だと考えていました
2021年度の北海道への寄付額は1217.47億円
北海道の中でも紋別市は152.97億円
素晴らしいことだと思います
性善説は無い!?
が、何でしょうか?
返礼品に地場産業の名品を出さずに
換金性の高い商品券等を出すって
お金を集めるためならば
どんな手段を使っても良いとなり
ふるさと納税は自治体の仁義なき戦いの場に
![](https://keserasera.tokyo/wp-content/uploads/2022/08/5170422_s.jpg)
あくまでも地場の産業の活性化という名目を
忠実に守っている自治体はあるのでしょうが
提供する側にモラル的なものがなくなれば
利用する側は少しでもありがたい返礼品を貰いに行く
人間の性善説的なモノがあってこそ成り立つシステムですが
完全に崩壊している感じ
利用者が考えておきたいこと
悪い流れになれば規制がかかるのは世の常
そして、利用する側として考えておきたいことは
自分が納めるべき税金を他の自治体に流すということは
自分の住んでいる自治体の財源が減りサービスの低下に繋がるということ
個人的に「性善説」的な発想で物事を考えることが甘いとは思うものの
人の善意的なモノを無にする行為っての言うはどうなんだろうかと
「ルール違反でなければ何をしても良い」
確かにそうだとは思いますが
自分のためだけに生きるような行為というのはいただけないと思う次第
目的を見失っているようなモノを利用するのは
利用者のモラルに掛かっていると思われ
提供する側の質が低下しているのならば
利用者がこれまで以上に質を上げる必要があるのでしょう
一定のルールおよびモラルの中で活動するのが人間だと考えています
その枠を自分の利益のために崩すようなモノを利用するのは
一定のルールおよびモラルから外れた人間であることを実践しているということになるのでしょう
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