全数把握は是か非か?
コロナ感染者数の『全数把握』に関して、見直しの議論がなされているようです
個人的には「全数を把握する必要があるのか?」と思っており
東京都が「全数把握見直さず」ということで
「都知事の人気稼ぎか?」
などと、うがった目で見ておりましたが
大阪府でも「全数把握を見直すにはデメリットのほうが多い」と府知事が言っております
大都市の首長が「全数把握見直しに乗り気ではない」となれば
もしかすると、「人気稼ぎ以外にもデメリットのほうが多いのか?」
そんな考えも芽生えています
もちろん、何を言ったところで
トップが決めたことに従うしか無いわけで
決まれば基本的に協力するということが前提ではあります
協力すると言っても「ごちゃごちゃ非建設的な批判をしない」というくらいしか無いですが(笑)
全数把握と定点把握
医療に関してさっぱり分かりません
ド文系ですし、「病は気から」という古典的な考え方(笑)
なので、個人的な視点は「合理的か否か?」ということのみ
いつものことですが
都民である以上、決定したことにケチなどツケられませんが
意見はしたい
医療関係者であって現場の人間でなければ
「全数把握」に賛成でしょう
データを取るにしても正確でしょうから
ただ、「コストに見合ったデータなのか?」
と考えると、いささか疑問
「命の重さをお金で図るのか?」
ということとは別です
命の方が重たいに決まっています
ですが、「命の重さ」を脇において
合理的に考えた場合
全数把握をし続けるだけの意味が何処にあるのだろう?となってしまうわけです
全数把握をしたところで
感染者数を抑制することができるのならば別ですが
定点把握となったところで
感染者数が爆発的に増加するという根拠もないかと
緩和させる順番が違う?
思うのですが、2類のまま緩和をするのではなく
5類に緩和し、規制をかけた方が良いのではないかと
病は気からではありませんが
イメージが新型コロナウイルスを作り上げている部分もあり
インフルエンザなどと同等レベルの感染症だとしてから
「インフルエンザより若干致死率が高いので、全数把握します」
とか
「インフルエンザより感染率が高いので、隔離期間を設けます」
とか
言い方はいくらでもあると思います
ですが、2類のままだとイメージ的に
結核や鳥インフルエンザと同類ですので
「死に直結」したイメージを抱かせてしまうのかも知れません
5類となれば無駄なPCR検査をすることもなくなるでしょうし
発症となれば手厚く保護するという手法も取れるのでは?
人間は感情の動物ですから
死に直結するイメージを排除してから対応をすることが
大切なのではないかと考えております
あくまでも個人的な素人の意見です
新型コロナウイルスと今後もうまく付き合うときの一つの案だというだけ
新型コロナウイルスを撲滅できたり
医療の手助けになるとかの話ではなく
いい塩梅に向かってくれるのでは?という案です
コメント